Audibleで「なぜ銅の剣までしか売らないんですか? エフ (著)」を耳読書しましたので読書メモです
「魔王討伐の勇者一行が最初に立ち寄る町では、なぜ≪銅の剣≫までしか売らないのか」?
もっといい武器も防具もあるじゃないか。
なんで最初からそれを売らないんだよ……。優秀な商人見習いとして、そのシステムに疑問を抱いてしまった青年・マル。
彼は自分の弟が、選出されたら二度と生きて帰れないとされる魔王討伐の≪勇者≫に選ばれてしまったことから、この非効率的なルールを改正しようと商人ギルドの本部に直談判すべく旅に出る。
ところが行く先々で目の当たりにしたのは、(どこか現代日本でも見かけるような)えぐい社会の構図と、それに翻弄される民の姿ばかり。
そして、長く困難な旅路の果てに、ついに到達した目的地では、衝撃的な真実を突きつけられて……!?
私も昔はRPGが大好きでしたので、最初に立ち寄る街ではなぜ銅の剣しか?と思ったのと、
現代社会の理不尽を斬るとは? などが気になって耳読書してみました。
感想
RPGのドラクエ風の世界に以下の様なお話を反映させたドロドロ経済ファンタジーで、人類の歴史とそれと共にあった課題・問題考えさせられる様なお話でした。
- チューリップバブル、債権ビジネス
- 炎上、怒りビジネス
- 奴隷
- 依存症ビジネス
- 生まれ、血筋(話中では種族なども)
- 自分では精一杯必死に生きているつもりが実は人任せ
- 共通の敵を作って団結
この物語を通じて世界をメタに少し違った角度から見ることができる様に? なるかもしれません。
読後感としては少し複雑な気分にはなってしまいましたが、楽しんで聞くことができました。
RPG風世界に投影した人類の歴史、社会構図、などのキーワードにピンときた方や、ドット絵のドラクエなどRPGが好き!という人も聞いてみても損はないと思いますのでオススメです。


